たった半世紀前、人は家で生まれ、老い、病み、死んでいったものですが、今では病院で生まれ、施設で老い、病院で死ぬことが相場となっております。
家族の一人が病むと、周りもその病勢の浮沈に一喜一憂し、その死を共体験したものです。
しかし、生老病死が日常から放逐された現代では、看病、見舞い、一連の葬送儀礼などにまつわる文化や風習も失われ、要するに、私たちはどう老い、病み、死んだらいいか分からなくなっております。
主として、文学、宗教、神話、民俗などの観点から、日本の生と死の変遷とあるべき姿を求め続けて40年。
誰も免れないこの死への道行きを、どう心豊かに生き切るかを、
皆様とともに、同じ目線で語り合って生きていきたいとおもいます。
死を想い、生を紡ぐ
